#1プライベートゾーンを伝える最初の一冊『だいじだいじどーこだ』

性教育とか、プライベートゾーンというと、「ダメ」とか「危ない」といったネガティブな言葉を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

しかし『だいじだいじどーこだ』は、まったく違うところから始まります。

「からだは どこも とってもだいじ」

 

この本はこのことばから始まります。言われたら確かにそうなのだけど、わたし自身がそういうふうに自分を扱ってきたか、そしていままでの人生でそんなふうに言われたことあったかしら、とハッとします。

印象的だったシーン

この本のなかで、ママが体を洗おうとした時に、子どもが「じぶんであらう!」と主張する場面があります。

ここでママは過剰に反応しません。叱ることも、説得することもなく、ちょっとびっくりするけど、そのまま受け止めてるように見えます。

ここ結構大事だとおもっていて、子どもが「自分でやる」と言った時、親としてはつい「お世話してるのに!」という気持ちが先に出てしまったり、そんな「言い方ないじゃない!」みたいな気持ちになって、その主張をお祝いしてあげられない気持ちになった経験、ありませんか?わたしはあります。

親のちょっとびっくりする気持ち、そして同時に、自分の体は自分で決めていいという感覚と姿勢を、日常の小さな場面で見せてくれるシーンです。

 


「怪しい人」を描かないという自然さ

性教育の絵本によくある「知らない人・怪しい人に気をつけて」という描き方が、この本にはありません。

性被害は見知らぬ怪しい人物だけではなく、身近で知っている人物によるケースも報告されます。だからこそ、特別な警戒心を煽るのではなく、日常の延長として「自分の体は自分のもの」と伝えていくこの本のスタンスは、とても自然で、実態に近いと感じました。

 


読んだあとにできること

この本を読んだあと、ぜひお風呂の時間に「だいじだいじは、じぶんで洗ってみる?」と聞いてみてください。

その小さな問いかけが、お子さんの「自分の体は自分のもの」という感覚を育てる、はじめの一歩になります。

 


【幼児さん向け】今日ご紹介した性教育の本#1

『だいじだいじどーこだ』
作:遠見才希子
絵:川原瑞丸
出版社:大泉書店

とても人気の本なので、大抵の本屋さんにあると思います。絵本コーナーで探してみてくださいね。

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わたしのおすすめの性教育の本を順番にご紹介していきます
子育てしてきた体験、そして性教育講師として10年以上講座をさせていただき、そのなかで出会ってきた本を、わたしの目線による感想と共にご紹介します

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