双子ちゃん三つ子ちゃん多胎児育児を知って声をあげよう手を使おう

先日、ベビーウエアリングの仲間たちと多胎児さん育てに対する勉強会をおこないました。実は2回目の出席なんですが今回は主催者側ということもあり、よりじっくりと自分ごととして聞くことができたのですが、あまりの自分の無知さとやるせなさに愕然としました。そんな時に悲しいニュースが飛び込んできました

 

双子ちゃん、三つ子ちゃん、多胎児ちゃんを育てるには、私たちが想像しているよりもたくさんの支援が必要です

 

一人の赤ちゃんを育てるだけでも、あの寝不足、エンドレスの授乳(ミルク)とオムツ替え、外出時の動きにくさ、動けるようになってきたときの予測不能な動きに対する安全の確保、、、、
小さい子育てのときに自由に外出できない辛さは経験者にはわかると思います

 

これが2倍3倍でしかも一度におきるのです

子育てというのがただ大変なんだ!と大声で言いたいわけではなく、上記に書いたことは、手伝ってくれる手が増えたり、金銭的サポートが入ったり、社会的なインフラや意識が上がることで、かなり軽減すると思うのです
(↑↑↑↑これ大事!!)

 

つまり、当事者が頑張る、ではなくて、当事者を知った人が行動することで影響を及ぼすことができるということ
(これもすごく大事だとおもう!)

 

最近、ぶんぶんサポーターズという活動で、障害者の自立支援をテーマにした映画の応援もしているのですが、構造的に同じ問題をはらんでいるように感じます。

 

わたしもまだ具体的になにができるかわからないし、ちっぽけな力だと思っている。ベビーウエアリングコンシェルジュの仲間で双子の母である山下紀子さんに教えてもらった情報を拡散したり、街中で見かけた親御さんのお手伝いしたり、それくらいしかできない
(多胎児育てのことで相談したい方がいらしたらご連絡ください、山下さんにお繋ぎします)

でも、ここに関心を寄せる人の声が集まることで国会に取り上げられたり、自治体で支援の動きが入ることは現実にある

こちら、多胎育児のサポートを考える会の市倉加寿代さんのnoteより
”【ついに国会に届いた!】12月3日、厚生労働委員会にて『多胎児家庭支援』が取り上げられました”
https://note.com/k_ichikura/n/n2cb1de1bdaf1

 

地域には双子さんなどの多胎児育児を応援するサークルなどが立ち上がりつつあります。自治体の助成金なども整備する方向にうごきつつあるそうです。でも、実際に双子三つ子を育てている親御さんは日々の生活が大変すぎて、サークルに出向くこともとても大変、自治体へ声をあげるような活動をすること自体もとてもじゃないけど生活と育児の両立のなかでは大変とのこと(想像すればそりゃそうだ)

 

だからこそ、わたしには双子はいないから、、、と無関心になるのではなく、この手をつかって知って手助けして動きたいと思う

この記事を読まれた方は自治体の多胎児育児への取り組みなどに目を向けてください
声をあげましょう
街中で手を差し伸べることができるときは声をかけてみましょう
とてもかわいい、生まれてきてくれたダブル・トリプルの祝福を繋いでいきましょう