ゆるゆる断酒_経過報告_(約144日目)
6月あたりに『断酒する！』と宣言した(しちまったw)わたし
まだ呑んでないの？本当に？
昔の私をよく知っている人ほど聞かれます
はい、かなり呑んでましたからねぇ汗
というわけで経過報告したいと思います
アプリによると、わたしが元オリエンタルラジオの中田くんのYouTube大学の断酒動画をみて『よし！いっちょやってみるか！断酒』と決意してから今日で144日目。ゆるゆる断酒続いています
とりあえず３ヶ月！が目標だったので。90日目は結構うれしかったのですが、最近はもはや特別なことではなくなってきました
ただね、『ゆるゆる』という頭文字をつけたことでピンと来た方もいるかと思いますが、完全断酒にはなっておりません(どうぞ怒らないでくださいませ)。これまでの144日のなかで、えーと５回くらい飲んだかな？
夫のお父さんと久しぶりにあったときとか、家族で炭火焼パーティーやったときとか、ひっさしぶりに地元の牛タンやが再開してうれしくて夫とふらっと入った時とか
この一杯は楽しそう！とおもったときは、本当に楽しくいただきました
ブログ読んで私の断酒に興味を持った方から
ここで１回でも飲んじゃうと、毒は蓄積されるからだめって、YouTubeでもいってたじゃないですか
って言われたこともありました
うん、たしかにあっちゃんは動画でそう言っていて、その通りだと思うんだけど、その一方で人生で完全にお酒を排除しようとはあまり思っていない私がいます
わたしが願っていたのは
”お酒に振り回されないわたし”
もっと直接的にいうと
”お酒に支配されないわたし”
なんです
とても個人的な話ですが、我が家の父は昭和の企業戦士で家族のために働いて(ここにはめっちゃ感謝)、そのご褒美として毎日お酒を飲んでいました。それを見て育った私は
何かを頑張って、そのご褒美がお酒
という構図を自分の中にもっていました。また、家で結構な権力を持っていた父だったので、この構図を実行できることが、自分が力をつけた証みたいにも思っていたところもあります
そこにだんだん、不安や怖れの払拭のために、がむしゃらに頑張って、そのご褒美に呑む
さらに進むと、ご褒美というよりも社会で生き残らなきゃという不安と怖れでアドレナリンが出ている自分を誤魔化して落ち着かせるためにお酒を呑むようになっていた感覚がありました
もちろん楽しく呑んでいる時もあるし、当時は全て楽しくて好きだから呑んでるつもりだったけど、よーーーくみていると自分の感受性を鈍らせるために流し込んでいる、味わうなんて程遠い”消費”という言葉がぴったりの、なかなか悲しい呑み方をしていたように思います
それが、ここ数年わたしがインナーテクノロジーとよぶ、内的探求の学びをはじめてすこしづつ自己理解が進み、自分がこんなにも世界を怖れているということを自覚して、怖れている自分を観るにつれて色んなことが変わり始めました
まず明らかに肩の力が抜けてきた
こんなにやってますから！って（主に家族に）見せつけなくてもさほど誰も気にしてないこともわかってきた（自意識過剰なんですよ、ああイタイわ）
そうするといろんな問いが湧いてくる
『お酒はご褒美のにんじん(馬の前にぶら下げているイメージ)の役目だけで、わたしほんとに飲みたいと思ってる？』
『自分を無理に駆り立てなければ、ご褒美は必要ないんじゃないの？』
『そもそもそれってご褒美になってるのか？』
最後の問いは、自分でも的を得た問いで(アホかってかんじもするけど)、わたしは冷たーいビールがすきなので、体は年中冷えていて、飲むとツマミを食べるから朝は恒常的に胃がもたれてたし、足もいつも浮腫んでる
『これってご褒美なのか？？』
この辺の問いが浮かんでは誤魔化し、ある時は自己嫌悪に陥り、正当化したり、、そのぐるぐるを数年はやっていたと思います（結構本気でやってました）
そして、そのぐるぐるも飽きるほどやりまくっての今年の6月、さほど力むことなく
『断酒やってみるか』
となったのです
最初は多少意志の力が必要でしたが、いまは呑まないことが生活の一部になっている。最後の力まなくなったことがすごく大きいと思っています
呑むことを前提に組み立てていた夕方以降の予定が、寝る直前までやりたいことをやりきって、寝る、そして朝はからだが軽い
そして飲みたいときは楽しく呑む
味わって呑む
『味わう』って観点で飲むと量は必要ないこともこの歳になってやっとわかる
『お酒はガソリンなんで！』そう公言していたわたしの人生の体験はこんなに変わるんだと結構驚く
たぶん他にも同じようなことは沢山ある
最近読書についても同じような考察がむくむくと^^
人生おもしろいなー
冒頭の写真は、旅先の長野で夕日をみながら呑んだクラフトビール。こちら最高でした！
