渋谷の金王八幡宮は初心に還る場所

今週はセンター試験ですね。

私が教えている生徒さんたちも
今がピリピリ緊張のピークです

毎年この時期になると一人で神社にいって
合格祈願をするのが習慣になっています
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行ったことのない神社を見つけることも
ひそかな楽しみでもあります

今年は渋谷の金王八幡宮に行きました

私はこの神社が好きで、もう何度来たかわからないくらい

ここは映画『天地明察』の冒頭に出てくる神社
映画をご覧になった方はわかると思いますが、江戸時代に一般市民が”算額”という絵馬に問題を書いて奉納して、だれかがそれに答えを書いて、また奉納するといった、今でいうネットの掲示板みたいなところですかね

(いまの高校生には掲示板も怪しいかも。。。lineのタイムラインっていえばいいのかな)
当時、実際に奉納されていた算額は、神社のとなりの宝物庫に展示されています
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映画の中で問題を解く、V6の岡田さんの表情がなんともよくて。

”やばい!、この問題、深い!面白すぎる”

というワクワク感。すごくわかる(笑)

私は勉学というのは贅沢な娯楽だと思っています

勉強が”やらされるもの、つらいもの”になっているのは、その名の通り”やらされるから”ですね
たとえば対極にあるゲームなんかも、毎日強制的に
”今日ゲームやったの?まだやってないの?早くやりなさいよ!”

みたいにしたら、たぶん

”ゲームやりたくない”

 

ってなるんじゃないかしら。。。
(というかそれがすごく幸せ☆っていう子もいるだろうし、わたしはたぶん苦痛だ。。みんなが同じものを一斉に学ぶということが”変”なんですよね。これは長くなるからまた今度)

勉学はサイコーに面白い娯楽だ!と感じてほしくて、私は物理の教師をやっている気がします。

この神社にくるとその気持ちを再認識します。渋谷駅徒歩10分弱くらいかな。渋谷駅が広いから、ヒカリエから徒歩8分って感じです。

こんなところに神社があるのか!?ってくらい首都高だのビルだのの横を通っていくと、突然そこだけ静寂なんですよ。はじめてきたときは異次元のように感じました。(異次元にいったことはないですが)

渋谷にいくことがあったらぜひ。

そして天地明察おすすめです。天文や暦が好きな方、理科や数学が好きな方へ。きっちり知りたい方は小説を。まずは流れを知りたい方は映画を見てから小説をお勧めします

ことしの受験生が、みんな自分の力を出し切れますように
江戸に生まれても寺子屋の先生がやりたいなぁ。。