赤ちゃんがいるからこそ、備えよう_その1

昨日は3.11 祈りの日
何でもない日常があることに感謝する日

それと同時に我が家は家庭の防災を確認する日です

 

産後の講座の際に
”災害への備えをしてありますか?”
と聴くことがありますが

 

”しなきゃ、と思っているんですが、、、、”
という答えが多いです

 

赤ちゃんがいると毎日があわただしいですね
でも、赤ちゃんがいるからこそ
備えたほうが絶対にいい

 

4月から職場に復帰される方は
いざというときにどういう動きを取るか
パパさんと相談されたほうがいいです

 

そして防災グッツをそろえると同時に
一番長く過ごす

 

”家”

 

を安全にしておく

 

いざというときに安全な家は
ふだんから安全だと思うから

 

 

でも、なにを準備するの?
そんなときに私が役立った情報をご紹介しますね
「災害のときの母乳育児」
英語、ポルトガル語、中国語、台湾語、韓国語での翻訳版もあり

こちらは、横浜の「母乳110番」相談員&相談員研修講師のすずきともこさんが作成されています
実はすずきさんとは、同じ助産院で出産した関係で親しくさせていただいています
(おなじ鈴木だし笑)

 

”母乳”とありますが、母乳に限らず、赤ちゃんに関する情報がコンパクトに掲載されていておすすめです
私も、ともこさんに了解をいただいて、講座で配布させてもらっています

 

防災に関する本はかなり読みましたが、わたしにとってわかりやすかった本は国崎信江さんの本

 

いざというとき、家族を守る! ママのための防災ハンドブック

目線が母なので、ナットクすることが多いです
私は一通り読んでから防災バックに入れています

 

震度7から家族を守る家: 防災・減災ハンドブック

実際ここまで素晴らしい家は建てられないけど
できるところは我が家でも取り入れる
写真がたくさんで参考になります

 

地震からわが子を守る防災の本
これは2001年の本なので少し古い本です
阪神大震災からの教訓が多いので、家の安全や家事に対する記述が多く、津波に関する記述は少ないです

ただ、”わが子を守る”とあるように
子どもを守ることに対する知恵がたくさんあります

 

私はこの本を手にしたのは東日本大震災の前、まだ長男が赤ちゃんの10年前でした。産後の私には文章だけではなくて、絵や、マンガで説明があってとてもわかりやすかった。東日本大震災の前にこれを読んでおいてよかったと思っています。

 

ただ、産後のホルモンバランスが少し不安定なママさんが読むときは、少し配慮が必要です。

 

というのも、私自身がそうだったのですが、わかりやすいからこそ、恐怖にのまれてしまって、しばらく夜眠れないなどの不安定な状態になりました

 

赤ちゃんという大事な命と、自分が太刀打ちできないような大きな自然の力と人災のはざまで、真剣に考えるほどどうしたらよいかわからなくなったようです

 

感じ方の違いは人それぞれなので、ご参考までに
大事なのは一人で抱えすぎないこと。家族を巻き込んで、みんなでできることを準備していこう、という雰囲気になるととても気持ちが楽になると思います。

 

しかし、本で追体験しただけでも、こんなに恐怖で動けなくなるということは、当事者になったママさんたちはどんな心境かと。思うだけで、何もできないけども、これからのお母さん達には伝えていきたいと思うのです

 

私が抱っことおんぶを伝えていくドライバーもここにあります
シンプルな布をつかったおんぶや抱っこができることは、そのまま防災につながります
(最初の写真は浴衣の反物でおんぶしています)

 

普段から、さらし一本でおんぶできる人は、そこらへんにあるシーツや紐を使っておんぶや抱っこができるでしょう

 

陸前高田で被災した友人は

”電気がなければパソコンはただの箱、スマホは板”
といいました

 

技術からの恩恵ももちろん享受するけれど

 

自分のカラダを使った技術

連絡が取れなくても信じられるための準備

 

万端に準備して
そしてどうかこれを使わなくてよかった
と思えるように
日々を感謝して生きていきたいです

 

ちょっと長くなったので、続きはその2へ
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