『性といのちのおはなし』の講座が新しくなりました!

こういう会をずっとやりたかった
それがやっとカタチになりつつあります^^

私がライフワークとして取り組んでいるいわゆる『性教育』

この2022年度から大きくプログラムを変更して開催しています

その第1段を5月にオンラインと鎌倉の公民館とで2回開催させていただきました

どうしてプログラムを変更して開催しようと思ったかは、いろんな思いが重なって長くなるのでまた別の機会にふれようと思いますが、一番の理由は

『双方向』

を大事にする場にしたかったから

つまり
『知っている人、先生とよばれる人』

『知らない人、受講者とよばれる人』

『情報を教授する』
という形式を超えたかった

わたし長く予備校の先生をやってきたこともあって、この講義型は得意なんです
でも、あえてこれを超えたいとおもった

なぜなら、長く講義をする経験をして、『聞く、受け取る』には、いろんな情報もらった、いいこと聞いた、にはなるけど、その人の内側から湧いてくる『気づき』につながりにくい

『参画する』これがあってはじめて『気づき』がきて、『気づき』が『行動変容』を促すことを長い経験から体感して、性に関する講座もこのカタチを踏み出してみました

前半は参加者さんの関心ごとに寄せた最近の性教育の流れや、基本情報のご提供

そして後半は参加者さんから関心ごと出してもらって、それについて、双方向で知恵の分かち合いと対話(ダイアローグ)

なので、会によって、全然内容が変わってきます
そこにとても抵抗があったのですが、やってみたらとてもよかったと思います

やっぱりその時に必要なことが、その場にはでてくるなー

一緒に開催企画をしてくれた吉田まりちゃんの感想を掲載します

 

今日は 鈴木美香さんと企画させていただいた講座「性のことって子どもと話せる?美香さんになんでも聞いてみよう!」の一回目でした。
さきほど終わったばかりなのですが、すごくよかった…。

性に関して保守的なヒトがほとんどの、親世代に育てられた私たち。皆性に関して、なんらかの罪悪感や、嫌悪感、タブー感を持ちながら育ち、それでも子ども世代にはそうであって欲しくない。自分と子どもの関係性では、フラットに接していきたい。そんな思いを、参加者の皆のチェックインから、強く感じました。

今回は美香さんから基礎知識のレクチャーの後、「私はこうしているよ」という事例を教えてもらいながら、皆が普段疑問に感じていることや、質問してみたいことをざっくばらんに話したり、聞く構成にしてもらったのですが、色々な会話をしていく中で、「あ、みんなそうなんだな。」と、共感してもらったり、共感したりする中で、性に関しての罪悪感が、肩の荷が降りていくように、癒されていく様子がとても伝わり。

「性の講座」というテーマにしていたけれど、こうやって世代によって、多くの人が共通して持っている、目に見えない傷がある。それを、こうやって「それがあるよね」「それでも、こういう風に生きていきたいよね」と語りあうことで、その場に集ったヒトが同じように癒されていく。こういうことが、できるんだな…!という、私にとっては、そんな体験でした。

そしてこれは、どの「性の先生」でもできることではなく、それを知っている美香さんだからできた場だったのだと思います。

感想を書いてくれた吉田まりこさんのnoteはこちら
https://note.com/marikoyoshida/

他にもたくさんのご感想をもらっているので、順に掲載して行こうと思います

 

インナーテクノロジーと題して、感情やメンタルモデルをはじめとした自分の内側を扱う学びや場の提供をしてきたことと、

とても繊細でかつ普遍的、そして尊厳に関わる『性』という分野に自分がとても惹かれることが

ここにきて私の中で融合しつつあります

 

なんか聴いてみたいという方は
講座の予定&お知らせ
(ただし、ここに載せてないクローズの開催もありますので、お問い合わせください)

ご自身で企画していただくのもお勧めです
お友達を集めていただいたり、保育園や幼稚園、PTAの集まりで開催していただいたり
詳しくはこちら↓↓↓をごらんください

海:性といのちのお話