知ってほしい!スリング抱っこで子育てはもっと自由になる
フェイスブックには過去の同じ日に、自分が投稿した記事が上がってくることがあります
3年前の夏至は、わたしがベビーウエアリングコンシェルジュへの一歩をふみ出した日でした
ベビーウエアリングコンシェルジュは抱っことおんぶの専門家
主にスリングや兵児帯のおんぶなど、布系をつかった抱っこやおんぶのやり方、なぜそのやり方が大切で安全なのかも含め、お伝えしていきます
もともと私は今11歳になる長男と3つ違いの次男をスリングで育てました
当時は今ほどたくさんの抱っこ紐の種類はなく、正直どれも、なんかイマイチで
そんなときにふと見たテレビにうつる抱っこ紐に私はひとめぼれをしてしまったのです
それは、赤ちゃんを育てながら大学に通うお母さんの様子
大学近くの保育所に赤ちゃんを連れて行くお母さんは、スリングと呼ばれるだっこ紐に赤ちゃんをいれていました
こ、これは魅力的すぎる!!!
突如雷に打たれたようにその魅力に取りつかれた私は、ネットで調べて、当時自由が丘に合った”北極しろくま堂”に足を運び、最初のリングスリングを購入したのでした
あれから11年、自分が教える側に立つなんて、当時は想像もしていませんでした
今も
先生として教授する
という感覚は全くなくて
楽しいから、そして気持ちがいいから、一緒にやろうよ
というかんじ
11年前の当時、スリングの何にそんなに取りつかれたのか、つらつら考えてみると、わたしはそのスリング抱っこ姿に
自由
を見たのだと思います
第一子を妊娠していた私は、子どもを授かった喜びと同時に、これから起きる生活の変化にものすごく怯えていました
誤解を恐れずにはっきり言うと
あぁ、もう私の自由はなくなるのだろうな
という被害妄想
でも、そのTVのお母さんのあり方はとても自由だった
母になる=自由がなくなる
というのは自分自身が作り出した狭い檻で
私は自分でその中に入り、自分でカギをかけていた
風になびくテールを見たときに
そのことに気がついたのだと思います
(テールというのはスイングのひらひらした布のことです)
リングスリングは
抱っこしたり降ろしたりが楽ちん
柔らかい布だから、ママの体にも赤ちゃんのお肌にもやさしくなじむ
つくりがシンプルだから、授乳ケープ代わりになったり、赤ちゃんの下にひいたり、お昼寝のときにはおなかにかけてあげたり
私にとってスリングと一緒に歩んだ子育てはとても自由でした
あ、だからと言って子育ての悩みがゼロだったかといえばそんなことはもちろんないですよ
(そして現在進行形ですよ)
そんなこともひっくるめて私の経験と、そして新たに学びを続けているウエアリングに関する知識が、これから子育てをする方々へお役に立てるならば、これほどうれしいことはないのです
ここ1年ほど定期的なグループクラスに加えて、個人出張や、支援者向けのクラスの講師など、たくさんの方におつたえする機会をいただいております
そのやりとりの中で、よくご質問いただくことや、ここがポイントかも!と思うことがたまってきましたので、少しづつ記事にしていきたいと思います