雑誌クーヨンでおんぶとだっこ特集

雑誌クーヨンで、昔ながらの高い位置のおんぶや、だっこのことが特集されています

雑誌でこんなに大きく抱っこやおんぶが特集されるなんて、今までなかなかなかったのでは?

 

とてもいい記事で、講座の中でもみなさんに見てもらいたいと思っているのですが

特集の題名にちょっと違和感がありました

 

それは

「脳にいいだっこ・おんぶ」

「抱き方で脳の育ちが変わる」

という題名

 

雑誌製作者側に対して、物申すというよりも、いまの時代を反映しているように感じたのです

 

私達、ユーザーが

「考えればなんとかなる、考えれば快適になる」

という、「思考」に対する盲目的な崇拝をしているので

 

「脳にいい○○」

 

というフレーズがキャッチーとなる

 

でも、ここ数年のわたしの感覚は違う

 

脳はカラダの一部

大切だけど、脳と思考がカラダを支配しているわけではない

脳とカラダは、上下の関係はなく、共に響きあう関係

 

だからわたし的には

 

「脳に“も”いいだっこ・おんぶ」

「抱き方で脳の育ち“も”変わる」

 

がしっくりきました

(雑誌作成的にはシンプルを追い求めることもリスペクトの上で)

 

2年前にABC(アカデミック・ベビーウェアリンク・カンファレンス)で伺った國吉先生のお話の中でも、身体中の感覚器が人たらしめる動きの獲得に欠かせないというお話があったと記憶にあります

おんぶを科学する2日間@東京大学_登壇しました

 

きっとこれからまたいろんなことが解明されていくのだと思います

 

カラダ、感覚、脳は連動して共に育つ

 

そしてそんな理屈なんて関係なく獲得していく赤ちゃんは本当にすごい

 

そんな赤ちゃんの力を感じながら、おんぶの練習しましょう(^^)

 

グループクラス、出張クラス、行なっています

ご興味のある方はぜひ

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