横浜市の小学校へ『生活に役立つ防災講座』開催してきました!

私の目標の1つ
『生活に役立つ防災講座』
を横浜市の小学校の保護者様へ開催することができました

 

7月からPTA役員の方と打ち合わせをかさねて、なるべくたくさんの事を知ってほしい、でも知るだけで終わらない、帰ってすぐに実践するぞ!とできる、その名の通り、”生活にすぐに取り入れらる”これをモットーに講座の内容を練り込みました

 

メイン講師は、一緒に活動をしている、 i-くさのねプロジェクト主宰の砂子さん

砂子さんは、仙台に住んでいたときに311で被災して、その経験から防災の講座、もともと得意だった料理の腕を活かした省エネ料理講座など精力的に活動しています

 

わたしは砂子さんと、鎌仲ひとみ監督が行っている原子力防災講座の受講のときに出会いました

そのときの記事はこちら

怖いから考えない?→怖いからこそ、備える!!【原子力防災講座】

 

今は、彼女と鎌仲監督のぶんぶんフィルムズサポータークラブ(略してぶんさぽ)の運営のお手伝いをしています

 

今回の講座は、砂子さんが実際に被災したときの避難所のことや、震度7になると家具は倒れるというよりも”飛ぶ”という表現のほうがちかい、といった、まさに被災したからこその話からはじまって、他の防災講座にはあまりとりいれられない、原子力防災(原子力災害が起きたときのことも想定にいれての防災)のことも含めて、今できることは何か、という防災・減災のことをお話ししました

 

この地域のハザードマップもとりよせて、その見方や、気を付けた方がいいことも確認します。そもそも自分の地域でハザードマップを配布していることも知らない方もいて、とても関心を持ってくださいました

 

そして、いまから生活の中でできることとして、砂子さんからは電気やガスをできるだけ節約する”省エネ調理”の知恵

 

砂子さんの、湯たんぽや新聞・毛布で保温する知恵は今日からでも家で使えそう

『被災すると温かいものを食べることが心をほっとさせるんです』

という彼女の言葉は実際に被災した当事者だからこそ重みがありました

 

わたし鈴木からは、さらしを使ったおんぶと、道具がないときのおんぶや抱っこの知恵についてお話ししました

普段の抱っこクラスでもお話ししますが、シンプルな道具を使いこなすことは最大の防災です。そして普段からやっていなければ、災害があったその時だけ急にやってみる、はやはり難しいのです

ずっと物理を学んできたわたし。1つの原理から森羅万象を読み解くという物理と、さらしなどのシンプルな道具でいろんなことを補っていくという哲学はつながっています。また、原子力防災についても、物理を知っているからこそ、お話しできることがあるはず。そう思っていろいろと準備をしてきたので、今回の機会はとてもうれしく、そしてスタートだと思っています

 

地球が生きている限り、地震は必ず来ます。それは明日かもしれないし、何十年先かもしれません。たとえ私達のときに来なくても、それは子ども達の代に起きる確率が増えるということ。防災・減災の知恵は、子ども達にも引き継いでいく必要があります。だからこそ、生活の中から、できるといいですよね

講演でも着ているピンクのTシャツは名付けて防災Tシャツ!ぶんさぽスタッフして作成しました。備えるグッツが印刷してあるんです。紺色の防災Tシャツを着用しているのが鎌仲監督です。このTシャツも子供用とか。パーカーとかいろいろ作成して、防災のイベントのときに販売もしています

 

今回はPTA主催の講演会でご依頼をいただき、とても好評でした。もし、役員さんで、講演のネタをさがして方がいらしたらぜひご連絡ください。その他、ママサークルさんや、お友達同士で聴きたい!という場合も出張します

お問い合わせはこちらからどうぞ