赤ちゃんを高く抱き上げるコツ
物理教師×ベビーウェアリングコンシェルジュの鈴木美香がお伝えする、抱っことおんぶの心地よさのツボ
今日は赤ちゃんを高く抱き上げるコツです
この抱っことおんぶの心地よさのツボについてはこちらをご一読くださいね
http://suzukimika.com/archives/1847
スリングやへこ帯といった
布製の抱っこ紐に赤ちゃんをだき入れるときに
赤ちゃんの脚を入れやすくするため
『高い位置に抱き上げてくださいね』
とご案内します
ただ、これが怖くてなかなかできない!
というご相談をよくうけるようになりました
特にまだ首が座っていない小さな赤ちゃんの場合は
余計に大丈夫かしらと心配になってしまう
そんな時の抱き上げのコツです
そのコツとは
抱く人のカラダごと
赤ちゃんをお迎えにいくことです
首の後ろを支えてあげてくださいね
赤ちゃんとお母さんのカラダをくっつけた状態で抱き上げると怖くないです
(モデルの赤ちゃんは5か月なので
おくびが座っていますが
月齢が小さい赤ちゃんも同じです)
首がまだ座っていない赤ちゃんを
一度胸の位置で抱っこしてから
肩の高さまでもう一度持ち上げようとすると
赤ちゃんの体がグニャリとして難しい!
そう感じる方は
この方法がオススメです
つでにいうと腱鞘炎で手首が痛い方も
腕だけで抱きにいく
(=お母さんの胸と赤ちゃんの胸が離れている)
よりも
上の写真のように体ごとお迎えにいくほうが
(=お母さんの胸と赤ちゃんの胸がくっついているほうが)
手首への負担はすくないと思います
これは物理的にいうと抱く人の重心と
赤ちゃんの重さがかかる手首が近くなるので
モーメント(トルク)が小さくなるからです
モーメントについては後日また記事にします
いままではこの高い位置での抱っこを
“ゲップを出すように抱いてください”
とよく表現していたのですが
最近は高く抱かないで
お膝の上に座るような姿勢で抱っこして
ゲップを出してあげることも
多くなってきているようですね
なので、抱っこの練習の時に
こんなに高く赤ちゃん抱っこするの初めて!
というお声も増えてきて
いろんなお伝えをした結果
これが抱く方にとって一番安心で楽
と感じています
よければ参考にしてくださいね
講座ではこのあたりを
手取り足取り練習します
はじめはみんなおっかなびっくりだけど
いっしょに練習すると
だんだん体が慣れてきます
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次は2月21日(木)です
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