鎌倉女子短期大学へだっことおんぶのお話させてもらいました

先日、ご縁をいただき鎌倉女子短期大学1年生の生徒さんへ
抱っことおんぶのお話をさせていただきました

こちらの大学は
将来保育園の先生や幼稚園の先生など
小さいお子さんの育ちに関わる学生さんがたくさん

 

そんな方々に
ベビーウエアリングコンシェルジュとして
だっことおんぶのことをお話しできるのはなんとも幸せ!
めいっぱい準備をして伺ってきました

先日のこの本もこの講座の準備のためです
だっことおんぶの学び~『<運ぶヒト>の人類学』~

まだ大学に入学したばかりの1年生の学生さんなので
だっこやおんぶのお話しは
なかなか縁がない遠い話だったと思うのですが
一生懸命聞いてくれて本当に感謝です

3年前にABC(アカデミックベビーウエアリングカンファレンス)でも発表した、おんぶ×物理の話も入れ込んで盛りだくさん

おんぶを科学する2日間@東京大学_登壇しました

そして100の言葉よりも1つの事実だ!とおもって、
わたしの抱っこ講座に来てくださった
ママと赤ちゃんに同行してもらったんですが

これが大当たり!

もともと保育園の先生を目指す
学生さんということもあって
赤ちゃんをみるやいなや

『あ〜赤ちゃんだ〜!!!』

と空気を和ませてくれる力がすごい!

そしてママさんには
おそらく街中ではあまり見ることが少ない
布をつかったおんぶや抱っこを
実演してもらいました

おんぶに慣れている赤ちゃん
『こんにちわ☆』

お洒落な学生さんたちは
美しい布の抱っこやおんぶに興味しんしんで
講座が終わった後にも
布を触りにきたり
どうなっているんですか?
と見にきたり

なによりも赤ちゃんが
おんぶされながらニコって笑うと
きゃーーーっ
と、アイドル並みの盛り上がり笑

そのお母さんとは
上のお子さんのときに習いに来てくださったご縁
スリングもラップも使いこなすベビーウエアラーです

わたしのブログでも
すてきなだっこ写真をつかわせてもらっています

抱っこやおんぶには正解はありません
ただ、積み重ねてきた歴史や事実
そして選択肢があります

その幅、広さをお伝えしたかった

その幅から
それぞれのアンテナがひろがっていくとおもいます

講座がおわったあとで
聴講してくださった大学の先生ともお話をしました

『今の保育の教科書の認識を改めるような発見もありました』
とのこと

もっと上の学年の保育科の生徒たちにも聞かせたい
と言っていただきました

もともと生活に馴染みすぎて
研究や学問の対象になりにくかったおんぶやだっこ

今、急激な道具の変化や伝承されにくくなった
子育て環境のなかで、これが正しいのだ!
と振りかざすのではなく
現場の事実と心地よさを伝えていきたい

あらためて感じる1日でした