思い込み!?スリングは小さい赤ちゃんだけのものなのか?

これはほんとにいろんなところで聞かれる質問なのですが

『スリングって月齢が小さい子につかうものですよね?もう腰もすわったり、ましてや1才すぎたらおしまいですよね?』

という[スリングは大きくなったら卒業説]

 

いいえーーそんなことありません、スリングは月齢が大きくなっても十分使えるものすごく寿命が長いアイテムなんですよーーー!

と声を大にして言いたい

こちらの赤ちゃんは1才4ケ月くらいだったと思います

こちらは3才さん

全然入るでしょ♪
わたしの経験上、お子ちゃまたちもうれしそう

3才くらいだと、場合によっては下の子が生まれていて、なんだかんだで甘えたいけどちょっぴり我慢したりする年齢でもあって

そんなときにこうしてすっぽりだっこしてあげられるのは、心の栄養をあたたかくみたす体験になるのではないかと思います

ただ、大きくなってもできるだけ楽に抱っこするにはコツがあります

 

コツ1:密着と高さ

これは月齢関係なく、ベビーウエアリングの基本のき、ですが、大きい子を抱っこするときはなおさら大事になります
高い位置で抱っこしないと、スリングというハンモックにぶら下がるような形になって、抱っこする人の肩にものすごい負担がかかります

同じように密着しないと、慣性の法則で赤ちゃんが動くので、その負荷が抱っこする人の肩にかかります
クラスでよく言う表現ですが、5キロのお米買って、持ち手が長いエコバックにいれたときに、持ち手をもってぶんぶん振り回しながらあるくことはしないでしょう

どちらかというと胸の前に抱えたりして、自分の体に密着させて歩いた方が楽ですよね?

赤ちゃんは荷物ではないけども、物理的にはあれと全く同じです

どの写真も赤ちゃんのお尻の位置がおへそよりも上に来ていて、尚且つぴったりくっついていることがわかると思います

コツ2:布を広げる

赤ちゃんを覆う布を広げるのは、もう大前提

ここで言っているのは抱っこする人の肩と背中にくる布のことです。
スリングで抱くというのはハンモック状の抱っこ紐に ”入れる” のではなくて
布を使って抱く人の体に ”巻きつける” という方が近いと思っています

青で囲っている部分
抱く人の背中に来ている布が十分広がっているのがわかると思います

その商品の構造上、背中の布が広がらない商品もあるので、それだと大きくなってからはちょっと辛いかもしれません
(なので買う時にそこをチェックしてくださいね)

 

コツ3:どこかでおろせることを前提に

家からお出かけして電車乗って帰ってくるまでずーーーと抱っこが前提であれば、腰が据わった月齢あたりから重くて辛いです汗

☑︎ 疲れたらパートナーに変わってもらう
(スリングは体型が違っても共有するのが楽なのもポイント!)
☑︎ 車やベビーカーにおろす
☑︎ 休憩ポイントを予め考慮した上でお出かけする
(私が抱っこクラスをやっている親子カフェkirakiraはおすすめ)

 

赤ちゃんがいるとしらずしらずに無理しがち
お世話する人が元気なのが一番なのです!

 

スリングの一番のメリットは抱いたりおろしたりがものすごく楽なこと
抱っこして欲しいという気持ちが見えたときはさっと抱ける
お互い満足したらさっと下ろす
抱っこして欲しいときは抱っこしてもらえる
その安心感が
おろしてもらっても大丈夫を産むように思っています

 

ここで書いていることも、

”大きくなっても頑張ってずっとだっこしましょー”

と言いたいわけではなく

”大きくなっても気持ちと体が楽に抱っこできるよ!”

ということ

 

長く長く使えます
小さいときに使ってしまってある!!と言う方はぜひ引っ張り出してきてくださいね

使い方を確認したいときはクラスにいらしてくださいませ^^

次は12/2(水)になります
楽で自由に♪だっことおんぶクラス@新川崎親子カフェkirakira