教育の”消費”から”創造”へ

誕生学や産後のお教室をやりながら

私のライフワークは”教育”

 

現在も塾と予備校の間みたいなところで

現役生に物理を教えています

 

ただ、”教えている”という感覚はほとんどなくて

私自身が”まなぶ”ことが好き

 

自分が知ったこと

”お~これなんておもしろいんだ~”

と感動したことを伝えたくてしょうがない

 

ここが根っこにあるので

内容が物理でも

誕生学でも

ベビーマッサージでも

抱っことおんぶでも

同じ気持ちでやっている

 

そうやって

感動 とか すごいよ!

のアンテナで活動していると

たくさんの面白い人と出会います

 

その一人がフィズ予備を運営している

田原さん

 

私は出産で教壇から一時期離れる時に

知識が劣化していくことが恐怖で

こちらのネットの授業を受け始めました

 

最初は日々の筋トレのようにたんたんと

受講していました

そしてネットでこのような授業が受けれることを

目の当たりにして、自分の教師としてできることを

真剣に考え始めたのもこのころです

 

あれから震災があり

原発の問題を抱え

教育界もアクティブラーニング、反転授業、IT化

はたまたアルファ碁のようなAI(人工知能)の発達etc

学校や教育はどこへむかうのでしょう

 

私もリアルタイムで子育てをする身です

目の前には未来へと育っていく子供が手の中にいます

私がかかわる教育は希望への道なのか

はたまた不毛な消費への道なのか

 

そんな迷いを抱えている中で細くつながっていた

田原さんから発信される情報にも

希望を探ってさまざま模索する過程があり

悩みながらも形にして進んでいくそのあり方に

いつも刺激を受けています

 

そんな田原さんが今回ぐっと飛び立つときを迎えて

サイトや運営を大幅に変える時に

推薦文を書いてほしいという依頼を受けまして

書かせていただきました

フィズ予備 推薦文

 

たぶん、ほかの現役でリアルな場で教えている私が

他の場の推薦文をかくことは

見方によっては危険な行為かと思うんですね

 

葛藤はまったくないかといわれたら難しいですが

正直あまりなかった

 

それは今の教える現場を純粋に愛していることと

リアルかネットか

とか

あちらかこちらか

みたいに二元論みたいにはとらえていないから

そしてそのことを田原さんとも共有できていたからだと

思います

 

たぶん私たちは今

コンテンツも顧客もあり方も

奪い合うときを越えて

つながりあうときを迎えていると思うのです

 

それは理想論なのか?

いや、やり方・法則を知らないだけのような気がします

 

ニュートン力学はそれ自体を否定するのではなく

それを包括するもっと大きな枠組みとして

アインシュタインの相対性理論という

新しい世界のとらえ方がでてきました

 

今、またそのさらに大きな枠組みとして

超弦理論が構築されようとしています

 

私達のあり方、生き方も

消費から創造へと

争いから調和へと

行きつ戻りつ

きっとシフトしていけると思うのです