『これだ!』と身体がおしえてくれること

人生のなかで
『これだ!』
という感覚に出会うことがある
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私は基本が不安が強いから
リスクヘッジを頭で考えまくって
『何を感じているかわかりません』
となることも多々ある
『石橋を叩きまくって結局こわす人です』と自己紹介するときもある
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ただ、よーーーく自分の人生を観ていると、自分の人生へのインパクトが大きいものほど、橋があるかとか確認せずにそこに飛び込んでいるなと気づく
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11/3のいいお産の日は
そのことを振り返る日となりました
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この日はベビーウエアリングコンシェルジュの有志のイベントの主催で、スリングや兵児帯を扱う北極しろくま堂の新しい店舗に伺いました
イベントはこちら
そこには、きっとわかる人にはわかる『棚』と再会!
冒頭にある棚です。
その棚は、北極しろくま堂が自由が丘に店舗を出していた時のもの。18年前、長男がお腹にいるときに見たものでした
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私は長男を授かったとき、嬉しさと同時に、なんとも言えない息苦しさがありました。
もう自分には、時間もお金も自由はなにもなくなるのではないかと思い込んで、世間に悪態をついてるそんな自分がすごくいやでした
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そんなときに、本当にたまたま見たTVで、0歳児を連れた女性が大学に通っているという姿が流れ、その人がスリングで赤ちゃんを抱っこしていたのです。
大学に保育所ができたみたいな内容だったと思うけど、そこは正直あまり覚えていません。
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ただ、そこに映る女性が、とても軽やかで、赤ちゃんと通学しているのが自然で、初めて見るスリングもすごく新鮮で。わたしのなかの、暗く重い固定した思い込みに新しい風が吹き込んできた、そんな感覚でした。
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自分でもすごく単純だと思うけど『これだ!』という思いと一緒にすごく軽くなるのがわかりました
(実は他にもいろいろあるけど、それはま他別の機会に)
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当時は東横線沿線に2つのスリングのお店があって、その1つが、北極しろくま堂
夫とお店にいって、この棚の前で、赤ちゃん人形をつかって装着させてもらったのが、わたしとスリングとのはじめての出会い。
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『あの人めっちゃ感じ良くて、わかりやすかったー』
と夫が関心していたのが、店主で、いまはだっことおんぶの研究所の園田さんだ
(今思うともっともわかりやすい人に装着を習ったことになる)
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シンプルな道具が工夫次第でいろんか可能性があることが、わたしにとっては物理と同じ。(これ理系の人はわかるはず)
極にあるものがわたしのなかで同じだ!となる時にわたしはゾクゾクします(あ、いい意味でね)
17年前の長男。このころは夫の方がスリング上手でした。
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あのとき『これだ!』と感じたとき
これが使えるようになるのだろうか?とか、みんな持ってないけど大丈夫?とか全く頭に中になかった。
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これが巡りにめぐって18年たったいま、お伝えする側になって、この棚の前で園田さんと話しているなんて、予想のかけらもなかったなぁと感じます
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私は思考寄りだから、、とか、決めてしまうと見えなくなる
私の中にいろんなわたしがいる
これだ!と、飛び込んだわたしを思い出せて嬉しい日でした
店舗があるこぐまプレイスはめちゃくちゃ素敵な場所でした
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こういう入り口なので、わたしはスリングへの愛が強いですが、いまはいろんな抱っこ紐が使えます。どんな道具も製作者の意匠があります。そこを理解して、抱っこする人と赤ちゃんの心地よさを一緒に探ります
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