所有から循環へ_私のチャレンジ

先日書いた2つの記事の続きです

出し惜しみをやめたら、、、

 

自分を知る、自分を受け止める実践的な方法_私の場合

先日、朝のNHKのニュースで
佐賀県の駅にだれでも弾けるように

グランドピアノが置いてある
というニュースが流れていました

 

お弁当を作りながら耳で聴いていたので
どういう経緯でピアノが置かれたかは
聞き逃しましたが

 

ピアノを習い始めたばかりの小さい子が
グランドピアノをひいてみたい、と訪れたり

中学生くらいの子が素敵な演奏をして
電車が遅れてたまたま居合わせた旅行客が
拍手をおくったり

 

ピアノを特に習ったことがない感じの
パパと小さな子が
指でポンポン♪と音を出したり

これすごくいいなぁと思いました
そして時代の動きを感じました

 

それは
所有→循環という動きです

 

所有→シェアとも思ったのけど
シェア(分かち合う)
だけだったのは、少し前のSNSが
出だしたころかなと思いました

 

今はSNSがインフラになって
シェアからもう少し進んで
循環のほうがしっくりくる気がします

 

グランドピアノって
普通の家庭ではなかなか買えない
すくなくとも我が家はそうでした

 

でもよく考えたら
ピアノをずっと一日中弾いていたい!
という人でなければ
一家に一台もつことが幸せ
というだけでなく

 

こうして一台をシェアして
感謝や喜びがぐるぐるするのも
ありだよね!と感じた次第

 

モノが本当にたくさんある今
シェアハウスというあり方も出てきて
車も住む家も台所もお風呂も
全てがすべて、一家に一台必要なのだろうか?
エアコンだって、

一部屋≒ひとりに1台
本当に必要なんだろうか

 

もちろん今、便利さを享受していることに
感謝しつつも、同時にそんなことが今気になっている

 

このニュースが目についたのは
最近、私自身が
清水の舞台を飛び降りるような気持で
自分の本を人にもらっていただく
ということを決行したからだと思う

 

以前の片付けから
なるべく本を含めたものを増やさないようにと
心がけてきたので

 

家にある本はそれなりに厳選して
手元に残してある本です

 

愛着もあるし、感謝もあるこの本
でもこの先、ないと困りますか?
といわれると
手元にはなくて大丈夫だな
という本がいくつかある

 

私の本棚で静かにじっとしているよりも
いろんな人のところで読んでもらうほうが
本としては嬉しいのではないか

 

そして私も、もう1回、えいっと身軽になることを
望んでるのはなかろうか

 

そう思って、FBでつながっているお友達に
興味がある本、ほしい本を
もらっていただくことにしたんです

 

関心を寄せてくれた友達に
自分にとって結構コアな本を
写真でとって送るのですが

これがものすごくエネルギーがいる!

 

自分の守りたいものや、信念が
そのまま投影されている
(と自分では思っている)
本を、人に明かすことは
私にはものすごく勇気がいることで

 

でもそれを決行したことで
また一つ、自分を信頼することが
できたように思います

 

所有していることだけに
なんだか満足していたのを
ちゃんと血肉にしていこう
得た知恵も、そして本それ自体も
循環させていこう
そんなことをしてるこの10月

 

ちなみに正直にいうと
”これ売った方が多少のお小遣いになるのでは、、”
と思ったことも確か

 

でもそれではなくて
自分の縁がある方で
ほしいという人にもらってほしかった

 

これも循環を感じてみたかったから
ただ今もらってくださる方のところへ
梱包作業中

 

ここから何が自分のなかにでてくるのか
また楽しみでもある