映画『1%の風景』_助産師という生き方

いま『1%の風景』という映画が公開されています

今、日本で医療機関ではなく、助産院や自宅で分娩する人は全体の1%だそうです。その1%のお産を見守る助産師さんのドキュメンタリーです。

先月見た役所広司さんの『PERFECT DAYS』もとてもよかったけど、わたしはこちらの映画のほうがカラダも心も反応しました(映画のテイストは似ているように思います)

お産というのは
陣痛という痛みを通して
命が生まれてきます

その側にはかならず助産師さんがいます
助産師さんはその痛みを取り除こうとはしません 

その痛みはあなたは引き受けられるよ
そしてけっして一人にはしないよ

この優しく凜としたあり方で産婦さんに寄り添います

わたしは実はお産をしたときからずーーーーーっと助産師さんに憧れています。

時を経て、助産師さんをさらに知るようになって、その敬意はもっと強くなっています。

いのちを生み出すプロセスに寄り添うことは、紐解きセッションと似ているとおもうことがあります

時には相手よりも、相手のプロセスを信じている
余計なことしない
信じて待つ

わたしは憧れの助産師さんをずっと追いかけているのだと思います

全体の分娩の1%、絶滅危惧種と言われているこのお産のプロセスが必要な人に残りますように

(お産に必要な医療行為を否定する意図は全くありません。必要な人に、必要な処置が受けられることがとても大切だと思っています)

助産院のお産ってどんなかんじなの?という方もぜひご覧になってくださいね。助産院のお産って謎に包まれている感じありますよね(笑)。わたしもかつてそう思っていました。

 

助産院の日常がとても丁寧に描かれています。日常自体がとても丁寧です。ここが『PERFECT DAYS』と似ています。

ヨコハマシネマリンは1/26(金)明日まで!
シネマアミーゴ 2/3まで
川崎市アートセンター 2/3から2/9

https://josan-movie.com/#