よこはま文化活動おすすめ(2)_宮下昌也絵画展- めぐりゆく –

先日の
よこはま文化活動おすすめ(1)_映画『カナルタ 螺旋状の夢』
の続きです

よこはま文化活動おすすめ(1)_映画『カナルタ 螺旋状の夢』

午前に映画を観た後は
金沢文庫にあるアサバアートスクエアへ行きました

きっかけは、母のための男の子カラダ教室を定期的にやらせていただいている、よこはまUmiのいえ

うみのいえで、この命をはらんでいる絵に出会っていました
こちらの絵は、Umiを訪れた人はみな足をとめてしばらくその世界に入られるところをよく拝見します


画像はUmiのいえのページより拝借しています

 

こちらを描いているのが宮下昌也さん
http://www.hoshimitei.com/

その宮下さんの個展が横浜で開催されていると聞いてとにかく行きたかったのです

はじめて訪れた会場のアサバアートスクエアは横浜の中にある異空間でした

その日は特にミャンマーの民族音楽と踊りの練習場になっていて、音楽がガンガンなり、そこはとても生命力にみちていてまるで映画の続きのようで

建物の中、庭にも沢山の宮下さんの絵

この週末は在廊されていた宮下さん、仙人と少年を足して2で割ったようなカモシカのような方でした

少しお話しさせてもらったのですが、言葉、音楽、踊り、そして絵、、色んな表現の中で、自分には絵としての表現に行き着いたプロセスをとつとつと語ってくださって

いま、表現において関門にぶち当たっているわたしには全てがありがたかったです

 

いつの日か原画もお迎えしたいけど、今回はポスターを我が家にお迎えしました。トップ画像は購入したポスターです。いま枠の購入待ちです

(家で広げてスマホで撮影したので、端っこなどが少し歪んでいてすみません)

陰陽の狭間のグラデーションをとても大事にしているんです、という宮下さんの言葉からこの絵に決めました。私たちはみんなこのグラデーションを生きている。それはどこにいてもいいし、どこにでもいれるのです

 

アサバアートスクエアはランチも食べられます。このランチがめちゃんこうまかった!わたしは重ね煮のスープとフォカッチャをいただきました。ご飯のメニューもありましたよ。フォカッチャを注文してから、庭のハーブをハサミで摘んで、それをのせて焼いてくださっていました

絵を見ながら、幸せランチ

 

わたしは人生の前半期に、いわゆる主要5科目ってやつをかなり頑張ってお勉強して、そして先生になって。

いわゆる社会適合を本当にいろいろやりきって

そしていま、音楽とかアートとか、これまで縁をもたなかった世界にとても助けられています

音楽の授業、美術の授業、あのころは『評価される』とか『うまくややらねば』という感覚に振り回されて、表現ということがよくわかりませんでした

今年はわたしに表現というテーマが何度も浮上していて、余計それが気になるのかもしれません

 

青・蒼・碧の心に触れる作品_表現とはなんだろう

青・蒼・碧の心に触れる作品_表現とはなんだろう

 

映画『竜とそばかすの姫』@『表現』と『不完全なわたし』 その②

映画『竜とそばかすの姫』@『表現』と『不完全なわたし』 その②

 

改めて見ると、学校の科目に入っているものというのは、どれをみてもほんとは人間の『表現』をなんらかのカタチにしたものなんだなーと改めて思います

それは数学だって社会だって

やらされている、感覚だと
もっというと大人側が『やらせる』感覚だとそれが見えなくなる

喜びから学ぶということはどういうことかを、社会人なってからずーーーーと考えてきましたが、頭で考えてもわからなくて、実際に絵から伝わってくる息遣いとか、音が体に響く感覚とか、そういうことを感じたほうがいろいろわかるなと感じた今回の文化活動でした

 

アサバアートスクエアは京急の金沢文庫駅からも、横浜シーサイドライン「海の公園柴口駅からも徒歩10分ほどです
http://asabaart.com/

 

宮下さんの個展は2021年11月21日まです
宮下昌也絵画展- めぐりゆく –
https://www.facebook.com/events/417495313326119