わたしのおススメ_こどもと読める性とカラダの本④

不定期におすすめしていく、こどもと読める性とカラダの本シリーズ。
今までのおすすめ本はこちらへ
今までは絵本が多かったですが、今回は文庫本なので、思春期以降のお子さん向けになります。
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今回の本は、題名だけ見ると結構抵抗ある方もいらっしゃるかもしれません。
射精道 (光文社新書)
著者 今井 伸
わたしも、夫と息子たちに本屋で買ったと伝えると、
『マジか!よくレジで買えたね』
と驚かれました。
(ふつう、こういうのってネットでポチるでしょ!と言われたのですが、わたしはもはやここに抵抗はありません。地元の本屋の応援にもなるので、リアルで書います。)
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この本とてもおすすめです。
新渡戸稲造の武士道になぞらえて、『射精道』としたと本文にあり、泌尿器科の医師が書かれたとても真面目な本です。
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わたしがこの本をお薦めする理由は、男性が書いた本であるということ。
性とカラダのことについて場をもつ活動をしていますが、わたしの肌感覚ではありますが、伝える人って圧倒的に女性が多いです。それは本の著者もそうだなとかんじます。
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妊娠出産というイベントが、身体的には女性に関わりが深いことも関連していると思うのですが、息子をもつ母としては、伝える側も、女性ばかりに偏るのはどうなのかな?と思うことがよくあるんです。
特に思春期を超えた息子に、同性の先輩から語られる機会が欲しいなとよく思います。
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というわけで我が家も、これは息子に
『これは大事だとおもうから読んでほしい!』
と手渡しました。
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ちなみにこちら、後半は
第5章 射精道―中高年編
第9章 女性と射精道―射精道は男子だけのものにあらず
などもあり、わたしは同年代の女性の友人にも勧めています。子どものことも理解できるし、わたし達のテーマでもあるのですよ。
おすすめです!
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もちろん講座でも手にとれますので、興味のある方は講座にいらしてくださいね
講座スケジュールはこちら
https://suzukimika.com/archives/category/schedule
出張もやっています